私たち渋谷区ふれあい植物センターは、「コミュニティ型植物園」として、地域の方々を始め、植物を好きな方々にボランティアとして登録いただき、ハーブガーデンのお世話や屋上でのホップ栽培にもチャレンジして参りました。そうしてボランティアの方々と一緒に育ててきた、ハーブやホップ、熱帯性果樹を原材料として、まずは、クラフトサケの醸造を2024年度からスタート。2025年度からは、クラフトサケに加え、ビールの醸造も着手。それぞれ信頼できる醸造家の方々とタッグを組ませていただき、様々な試行錯誤を経て、クラフトサケ、ビールの発売を開始いたしました。
そして、この度、クラフトサケ第三弾の醸造を前に、醸造家・『haccoba -Craft Sake Brewery-』 の佐藤太亮氏をお迎えして、『渋谷トロピカル』をコンセプトとしたクラフトサケ造りに向けたキックオフイベントを開催致します。昨年醸造し、好評をいただいております『渋谷トロピカル』をはじめ、haccobaさんの代表的なクラフトサケのテイスティングをしながら、クラフトサケの酒造りや、今後の渋谷の植物園から生まれるボタニカルなクラフトサケについてのトークや、参加者の皆さんと一緒に「こんなお酒が作れたら」と妄想も含めてさまざまなアイデアや意見交換も行うキックオフイベントとなります。
【渋谷ボタニカル×クラフトサケ 2025 キックオフイベント】
♦︎トーク「お酒と植物をクロスさせるクラフトサケの創造性とは」
ゲスト:『haccoba -Craft Sake Brewery-』 代表 佐藤太亮氏
♦︎テイスティング&インスピレーションタイム
数種のクラフトサケをテイスティング(軽食おつまみ付き)しながら、醸造家、植物園スタッフを交えながら参加者の皆さんとアイデアや意見交換を楽しむ時間。
♦︎醸造見学のご案内
haccobaさんにご協力いただき、来年1月に、醸造所(福島県南相馬市小高町)の見学を予定しておりますので、そちらのご案内もさせていただきます。
♦︎参加費 4000円(税別)
ゲストプロフィール:『haccoba -Craft Sake Brewery-』 代表 佐藤太亮氏
「酒づくりをもっと自由に」という思いのもと、ジャンルの垣根を超えた自由な酒づくりを行う酒蔵「haccoba -Craft Sake Brewery-」を福島県の小高・浪江というまちで営む。かつて日本でつくられていた自家醸造酒「どぶろく」のレシピや文化を現代的に表現したお酒を展開。JR東日本と連携し、最寄りの無人駅を醸造所兼パブリックマーケットとして生まれ変わらせるなど、まちづくりにも取り組む。慶應経済学部卒。楽天やWantedlyを経て独立。クラフトサケブリュワリー協会副会長。酒づくりの修行先は、世界一美味しいと思っている新潟県の酒蔵「阿部酒造」。