URBAN FARMERS CLUB

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未来を耕そう

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2020.2.22 ハーブ部キックオフ開催

雨のため1週間延期となってしまった、ハーブ部キックオフ。
2月22日無事に催行することができました。

参加人数は大人27人。お子様3人。半分以上がUFCの活動に参加するのが初めての方。

それぞれが発する緊張オーラにより最初の30分くらいは何とも固〜い空気が流れていましたが、畑をまわって、ハーブに触れて、だんだんに皆さんの表情がほぐれていくのを見て、「やっぱり土やミドリの力って大きいなあ〜」と実感。

ハーブティーとスペシャルフードで一息ついた後、人工芝のシートに丸く座って座談会。お名前などの自己紹介のほか、UFCに入ったきっかけ、ハーブ部でやりたいこと、育てたいものなど、自由にお話いただきました。

興味があることとして挙がったことは、アロマセラピー、メディカルハーブ、フィトセラピー、スパイス、和ハーブ、インドのチャイ、日本茶、自然療法、園芸療法、料理、ハーブパン、体質改善、植物染め、などなど。

本当にたくさんのアイデアややりたいことがあり、ハーブに興味を持ったきっかけも多岐に渡っていました。ハーブは普段の私たちの生活に無意識のうちに関わっている部分が多く、ひとつひとつ理解を深めることで、私たちの暮らしをより豊かで健康的なものにしてくれるのだと強く感じました。

私自身小学生の時は埼玉県入間市に住んでおり、家の前に雑木林があり、そこで落とし穴を掘ったり、秘密基地を作ったり、木登りしたり、土にたくさん触れて育ちました。大人になってからはずっと都会暮らしで、今の仕事などとのバランスを考えると都心を離れることは難しいのですが、それでも時折自然に触れると急に子供の時に遊んだ時の光景がプレイバックし、土の匂いを嗅いで懐かしい気持ちになったりします。幼少時の思い出と共に私の中の動物的な何かが目覚めるのでしょうね。

きっと皆さん各々に自然にまつわる思い出があるのだと思いますが、都会の生活の中で土に触れ、ハーブに触れ、子供の頃のことを思い出しながら体と心を緩められる場が近くにあるのはとても素敵なことだと思います。

座談会の後は、昨年いちごを育てた木のプランターに堆肥を混ぜて、3月の種まきに向けて下準備。

この頃には皆さんお顔に笑みが溢れ、熱心に土と触れ合っておられました。

参加してくださった子供たちも、大人になったらこの日のことを思い出してくれるのかなあ。はっきりとは覚えていなくても、土の匂いや柔らかさでホッとした感覚が残っていてくれたら良いなあと思います。

それぞれ自分のプランターには、割り箸に名前を書いて印を付けて。
マイプランターを作りました。

ウノサワの屋上でたくさんの人が癒されくつろげる場を一緒に作っていくためのメンバーが集まり、素晴らしいキックオフでした。

そして、次回からは、ハーブ菜園作りが始まります。

残念ながら3月の活動は中止となってしまいましたが、日々変わっていく情勢を見極め皆さんが安全な状況下で心から楽しく活動できる日を心待ちに、ご家庭や職場や公園などの身近な場所でハーブに触れ、楽しみな気持ちを温めましょう。

時間ができた時こそ、ハーブにまつわる本を読んだり、家にあるハーブをいつもよりも注意深く観察したり、ハーブ部であんなこと、こんなことしたい!と夢を膨らませたり、ゆったりと考える時間に充てることもできますね。

 

次回の予定は、425日(土)です。
(発足時のカレンダーとは異なる日になってしまい申し訳ございません)

この日は、月次のお世話(今回は種蒔き)に加え、“使う” “食べる” “摂取する”の観点から考えた、ワークショップも企画しています。

安心・安全・健康を最優先で、次回の活動日に集まれることを願い、お会いできるのを楽しみにしています。